「きっずせみなあ」ってなに?
中部大学では、親子が一緒に学ぶ異文化理解教室「きっずせみなあ」を、1999年より毎夏、開催しています。「きっずせみなあ」は、ことばを越えたコミュニケーションの素地づくり、文化の異なる人々を受け入れられる心(レディネス/アウェアネス)の育成を目標としています。「きっずせみなあ」では、毎年、子どもたちにとって、身近なテーマを一つ選び、人と人が分かり合おうとするために大切なものとは何かを探ります。
どうして親子参加なの?
大人を含む異年齢グループで、小学生から中高生、大学生、社会人までが時には一緒に、またはグループに別れて、個性豊かな学習を展開していくことも、「きっずせみなあ」では1つの異文化理解ととらえています。年齢・性別・職業・国籍を越えて、互いに学び合えることはたくさんあります。講座で出逢ういろいろな人との関わり通して、それぞれの目線から1つのことに取組み、発見したことを、分かち合っていきます。
異文化の理解は、数日で築けるものではありません。お子様が本講座で体験したことを共有し、その後も自分とその周りのことに関心を持続していくためには、共感者の存在が大切です。そのため本講座では、第15回まで、原則として親子での参加をお願いして参りました。第16回(2014年度)からは、この形が少し変化しますが、「共感者」の存在を重要視する思いは、創始から変わっていません。
先生はだれ?
この講座は、英語教育、異文化理解教育、児童教育に長く携わっている中部大学の専任教員が企画・構成・運営しています。また、毎年、講座のテーマに合わせて、そのテーマに詳しい先生や外国籍学生、海外在住の協力者にリソースパーソンとして情報提供をして頂いています。その他、当日、お話をして頂くゲスト、ビデオインタビューで登場頂く方々「きっずせみなあ」OBボランティアを含め、みなさんとご一緒に学習を進める高校生や大学生ボランティアがいます。
ここでしか体験できない「学び」をぜひお子様に。