いろいろな国 いろいろな行事



講師

小栗成子(Seiko Oguri)
:きっず14年目
中部大学語学センター 教授/ 愛知県名古屋市東区出身。

 私は、名古屋東区と春日井市で小さいころをすごしました。小学校までは、人まえに出ることが大のにがてでした。小さい頃のピアノの発表会(はっぴょうかい)は、手にあせびっしょり。しんぞうはとびだしそうで、頭はまっ白。何か特別なことがある日には、にげておうちに帰りそうになるか、泣きべそになるかのどちらかでした。しかし、小学校6年生の時のことです。マラソン大会で友だちと5人「いっしょにゴールしよう」とやくそくしました。そして、5人で一位になりました。なにかをする前から「つまらない」「めんどくさい」と決めつけないで、どうせしなければならないのなら「いっしょうけんめいやってみるとけっこう楽しい」ということを生まれてはじめてかんじました。
 高校の時、1年間オーストラリア・シドニーに留学(りゅうがく)しました。日本とはちがうお祝いのしかたやパーティなどおどろくことばかりでした。真夏のクリスマスや、大みそかの大ホームパーティなどは、新鮮(しんせん)でした。とても明るくゆかいでパーティじょうずな家族にホームステイさせてもらっていたので、パーティのてつだいもたくさんしました。大おみそかのパーティでは、集まっている人たちが庭に出て手をつないで一つの円をつくり、カウントダウンをします。新年をむかえるしゅんかんには、じつはだれにキスをしてもいいことになっています。さあ、だれのとなりにいるかが、大問題!! 
 大学院の2年間は、アメリカ・ニューヨークですごしました。今度はアメリカのハロウィン、サンクスギビング(感謝祭)、クリスマス、新年などをけいけんしました。ハロウィンの日には大学ではたらいている人たちも、まちではたらいている人たちも、仮装(かそう)をしてふつうに仕事をしていました。ここでも、友だちと何か理由(りゆう)をみつけてはパーティをし、おはなしを楽しむのが習慣(しゅうかん)でした。
 今もドキドキしないわけではありませんが、人の前でお話をすることは、おとなになってからだいじょうぶになりました。高校から大学まで合唱をしていたので、コンサートやコンクールなど、舞台(ぶたい)に立つことがよくありました。そのせいもあったのでしょうか。いつのまにか、少しずつ「はずかしがりや」ではなくなっていました。みなさんも、ず〜っと「今のじぶん」のままではないかもしれませんよ。いろいろな人とであい、いろいろな体験(たいけん)をちょっとずつふやしてみてください。




太田伸幸(Nobuyuki Ota):きっず6年目
中部大学現代教育学部児童教育学科 准教授/岡山県都窪郡早島町出身。

 高校までは岡山で過ごし、大学で名古屋に来てからは名古屋での生活にどっぷりつかっております。
 ふりかえってみると、学校行事では表に出ることなく、常に裏でいろいろな準備をしていたなぁという感じです。高校では毎年クラスで文化祭に参加していました。1年は本棚(ほんだな)を作り、2年は看板(かんばん)を作り、3年はくす玉を作り・・・作ってばかりですね。
 高校3年生のときは、体育館のステージで“ミス・ミスター光南(こうなん)”というショーを行いました。その場で投票(とうひょう)してもらって1番を決めるコンテストですが、ちょっとしたダンスやコントも見せることにしたので、クラス全員で一生懸命(いっしょうけんめい)取り組みました。 そして、くす玉はショーの最後に使う重要(じゅうよう)な小道具なので、竹ひごでわくを作るところから一から手づくりで苦労しながら作りました。本番(ほんばん)できれいに割れて、中から紙ふぶきが出てきた時にはとてもうれしかったです。
 思い返してみると、行事には積極的(せっきょくてき)に参加するくせに前に出るのはきらい、というのは、昔から変わっていないようですね。



アシスタントスタッフ

伊藤久美子
:中部大学語学センター嘱託職員 国際関係学部国際関係学科卒

小栗宏太:中部大学国際関係学部国際関係学科4年生

小木曽史那:中部大学国際関係学部国際関係学科4年生

伊藤綾子:現代教育学部児童教育学科4年生

籏野彩華:国際関係学部国際文化学科3年

倉科淳平:工学部機械工学科3年

近藤勇気:工学部情報工学科3年

大井悠樹:国際関係学部国際文化学科1年



きっずサポーター

丸山奈保子:きっず親OBボランティア

吉田美奈:きっず親OBボランティア

小栗 歩実:高校生

浅井 実祈:中学生




きっずフレンズ

・ゲスト参加者

エイミー・ストッツ(Amy Stotts) USA、ポートランド出身/中部大学語学センター英語講師
キャメロン・スミス(Cameron Smith) スコットランド出身/中部大学語学センター英語講師


・情報協力者

モリス麗子(Reiko Morris) アメリカ(マサチューセッツ州)/国際関係学部国際文化学科卒業生
烏麗婭(Wuliya) 中国内モンゴル出身/中部大学国際人間学研究科大学院卒業生
森勇気(Yuki Mori) 台湾大学卒業/中部大学国際関係学部国際関係学科卒業生
スーザン・グールド(Susan Gould) アメリカ(メリーランド州)
トレバー・ルイス(Trevor Lewis) オランダ
リナ・フィゲロア(Rina Figueroa) グアテマラ
マイケル・タナンキンシン(Michael Tanangkingsing) 台湾/フィリピン
キリル・ドラギエフ(Kiril Dragiev) ブルガリア
キャロル・ギャリピー(Carol Gariepy) カナダ
エリサ・ボルジェス(Elisa Borges) ブラジル
サビ・ヒドリ(Sahbi Hidri) チュニジア
パトリ・ブレスカ(Patri Brezea) アルゼンチン
アルバ・バルガス(Alba Vargas) エクアドル
ウクライナ(Olena Tsyrkun) ウクライナ
ムン・キソン(Gui-Sun Moon) 韓国
  


・きっずサポーター

  加藤鉄生:中部大学語学センター教育技術員
  鹿島崇司:きっずせみなあスタッフOB/人文学部英語英米文化学科卒
  原田紘:きっずせみなあスタッフOB/国際関係学部国際関係学科卒
  阪口綾佳:中部大学国際関係学科2年生




WEB制作:
Sasha Igarashi