児童労働とは
2. 18さいより小さな子どもがするいちばん悪いしごと 子ども兵士、むりやりはたらかされること ほうりつでやっていけないしごと 子どものけんこうに悪く、キケンなしごと 子どもたちがはたらく理由 子どもたちがはたらく大きな理由はまずしさです。
児童労働の今 ★世界で2おく4600万人*の子どもたちが児童労働をしています。 (→世界の子どもの7人に1人が児童労働をしていることになります。) (15さいより小さい子ども・・・1おく8600万人) (10さいより小さい子ども・・・7300万人) 2.からだに悪くてキケンなしごとをしている子ども・・・1おく7100万人 (15さいより小さな子ども・・・1おく1100万人) 3.何の理由もなくいちばん悪いしごとをしている子ども・・・840万人 ×むりやりしごとをさせられている・・・570万人 ×子ども兵士・・・30万人 ×よくないしごとをしている・・・240万人 *2002年の数 2006年・・・2おく2200万人、2010年・・・2おく1500万人 ★2002年→2006年→2010年をくらべると、児童労働の人数はへってきています。 児童労働をしている子どもたちの数は、私たちが住んでいるアジア太平洋ちいきでいちばん多くなっています。これは、人口の多さとかんけいしていて、アジアでは5人に1人が児童労働をしていることになる数です。 しかし、アジアより人口がすくないサハラさばくより南のちいきでは3人に1人が児童労働をしていることになります。 ★ 地図で見る児童労働のわりあい |
★ 児童労働とキケンでからだに悪いしごとをしている子ども ★さんぎょうべつ 児童労働が一番多いさんぎょうは「のうぎょう」です。 1.のうぎょう のうぎょうは大人にとってもキケンなしごとの1つですが、子どもたちにとっては大人よりさらにキケンです。どのようにキケンかというと、きかいやのりものにかかわるキケン、畑でつかうくすりによるキケン、おもいにもつを運ぶときやつかれによってケガをするキケンなどがあります。 2.ものをつくるしごと(せいぞうぎょう) マッチ、花火、チョークなどをつくっている子どもたちは、ざいりょうのばくはつや道具によってケガをしたり、からだに悪い細かいちりを吸いこんだりして病気になります。ものづくりでは、細かいしごとのできる小さな子どもの手がやくだつと思われています。 シエラレオネ
あさ6時から午後3時まで砂をほっている。おやかたからもらうのは1日700レオン(約30円)。そして、お昼ごはんは汁かけごはんがいっぱいつくだけ。こんな生活はいやでも、他に生きていくほうほうを知らない。元気なあいだはいいが、病気になったらおわりだ。 イスラエル(ガザ地区)
サッカーボールをぬう子どもたち
世界のサッカーボールの約75%は、パキスタンのシアルコット地区で生産されています。1996年におこなわれたシアルコット地区でのちょうさによると、およそ7000人の子どもたちがほとんど学校にも行かずボールをぬっていました。 チョコレートのむこうがわ チョコレートのもとになっているカカオをつくっているのうじょうでは、25万人をこえる西アフリカの子どもたちがはたらいていました。2000年にこのことがわかりました。 インド
多くのインドの人びとがきょういくの大切さをみとめていますが、きょういくにはお金がかかります。じゅぎょうをうけるお金やせいふくをかうお金などはおやがはらわなければいけません。多くの子どもたちは、はたらいておやや家のくらしを守るために学校をとちゅうでやめます。 児童労働反対世界デー 6月12日
「児童労働をなくすことを世界人呼びかける日」として、2002年にILOが決めました。 かざぐるまがシンボルです。
リサーチ担当:玉城裕美
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