・グループリーダーより
参考文献よりカテゴリを検討し、”職種別”と”身近な生活”に絞り込みました。
広範囲なので、こどもたちにも関心を持ってもらえそうな分かりやすい道具を選ぶことを意識しました。
できるだけ自分たちの書いたイラストをつけるようにしました。
・・病院の道具のはじまり・・
・注射器
古代ローマでは肛門から薬を入れるかんちょうも行われていました。
浣腸が注射器のもとになったと言われています。17世紀に鳥の羽を針にした注射器ができました。1656年イギリス のレンは、ブタのぼうこうにガチョウの羽根の軸の中をあけて針にした注射器をつくりました。
・救急車
18世紀のナポレオン戦争で フランス軍が救急馬車をつかったのがはじまり。戦争以外では1869年にアメリカ の病院でつかわれていたといわれています。日本では1933年、横浜市で救急車が走りはじめました。
・・床屋の道具のはじまり・・
・かみそり
約4000年以上前エジプト で生まれたといわれています。日本では500年前くらいからかみそりを使うようになりました。それまではまげを結うために頭のてっぺんの髪を抜いていたそうです。
・かがみ
池や水面に自分の姿を見たのが鏡のはじまりといわれています。道具として作られたのは約8000年前トルコ で見つかった石をみがいたものでした。日本には約2100年前に青銅器が朝鮮半島から伝わりました。明治時代にはガラスの鏡が日本でも広まりました。
・・郵便の道具のはじまり・・
・ポスト
1871年、木でつくられた「書状集め箱」がはじめてのポスト。
1872年には手紙がふえたため大きくされました。
・自転車
1700年代後半、イギリスの貴族の間で流行した遊び道具のようなものがありました。これが自転車のはじまりといわれています。1890年、日本ではじめて国産の自転車ができました。1879年、イギリス のロウソンがチェーンを取り入れた自転車をつくりました。
・・学校の道具のはじまり・・
・えんぴつ
1566年:イギリス 
黒煙を棒のようにして木にはさみ、字を書いたのがはじまり。
・セロハンテープ
1930年:アメリカ 
1925年に自動車にペンキをぬりわけるためのテープを開発。その技術を生かしセロハンのテープをつくる。
・消しゴム
1770年:イギリス 
ゴムでこすると鉛筆で書いた文字が消えることから発明。日本へは明治時代に伝わる。
・はさみ
3000年前:ギリシャ 
羊の毛を刈るための鉄製。日本へは6世紀ごろ中国から。主に“さいほう”に使う。
・ステープラー(ホッチキス)
19世紀:アメリカ 
機関銃のたまを送るしくみから針を送るしくみを考えた。
(機関銃を発明したベンジャミン・ホッチキス)
・ノートとペン
+5000年前:メソポタミア (今のイラク のあたり)― ねん土板とアシをけずったペン
+4500年前:エジプト ― 草(パピルス)で紙をつくる
+2200年前:ヨーロッパ ― 羊皮紙(羊の皮をうすくなめす)
+1600年前:ヨーロッパ ― 羽根ペン(ガチョウの羽根)
・のり
+数千年前:エジプト ― にかわ(動物の骨や皮を煮る)、樹液(アカシアの木)
+平安時代:日本 ― 米のでんぷんのり
・・生活の道具のはじまり・・
~掃除機~
・1860年アメリカ ・

↓
・1869年アメリカ ・

↓
・2002年ロボット掃除機・

~洗濯板~
・古代エジプト時代・

↓
・1930年:日本初 電動せんたくき・

↓
・1995年:日本初 全自動かんそうき・

「ものの始まり」:浅井孝実、金尾きみえ
小栗宏太(国際関係学科2年)
伊藤久美子(国際関係学科4年・リーダー)
=参考資料=
「21世紀こども百科もののはじまり館」:小学館
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