ウチナークトゥバ:琉球語



  




琉球語は大きく「北琉球ほうげん」と「南琉球ほうげん」の2つにわかれています。




南琉球ほうげん
• 宮古ほうげん・・・宮古島
• 八重山ほうげん・・・石垣島、西表島
• 与那国ほうげん・・・与那国島
北琉球ほうげん
• 沖縄北部諸ほうげん・・・沖永良部島 与論島
• 沖縄中部諸ほうげん・・・久米島



・ありがとうのいい方


琉球語はおなじいみでもちがういい方をすることばがたくさんあります。

首里(しゅり)  :にふぇーでーびる、しでぃかふーでーびる
今帰仁(なきじん):にふぇーでーびる
久米島(くめじま):にふぇーびる
宮古(みやこ)  :たんでぃがたんでぃ、しでぃーかふー
伊良部(いらぶ) :だいなーむね
石垣(いしがき) :みーふぁいゆー、にーふぁいゆー
波照間(はてるま):にーぱーゆー
西表(いりおもて):ふくぉーらさ
黒島(くろしま) :ぷくぉーらさ
与那国(よなぐに):ふがらさ


・方言の違い






・カイダ文字

1885年までつかわれていました。
与那国でふるくからつかわれていた「象形文字」です。いつからつかわれていたかはまだわかっていませんが、ふつうの生活でみんながつかっていたそうです。

     

    


しまの人がもののこうかんのため、お金を王さまへはらうためにつかっていました。
 →にちじょうせいかつにひつようなこと、ものをまねして、そのものや数、りょうをあらわしました。

 ↑海底遺跡に残っている馬のカイダ文字




・新沖縄文字

さいきんになって琉球語の発音をあらわすために考えられた文字です。

↓実際に新沖縄文字をつかって単語をかいて見ると・・・






参考文献:
=Web サイト=
・沖縄語教育支援文庫
http://www.wwq.jp/q/index.html

・沖縄文字一覧
http://www.wwq.jp/q/mojiichiran.pdf

・首里・那覇方言音声データベース
http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/srnh/index.html

・沖縄デジタルアーカイブ「Wonder沖縄」
http://www.wonder-okinawa.jp/024/japanese/moji/rongoron/kaida/index.html



おまけリンク:

・カイダティ文字:habiru:So-net Photo
http://pht.so-net.ne.jp/photo/dunangenki/images/2104225

・チュラパナ・プロジェクト:顔文字と与那国のカイダ文字
http://chulapana.seesaa.net/article/31660708.html



リサーチ、文、イラスト:玉城裕美(チームきっず2009)

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