敬語のなぜなに

敬:うやま(う)・・・・相手を尊んで礼をつくす。尊敬すること。



【日本語】

・尊敬語
相手が、聞き手や話題の中の人を高めて言い表す。
 例:(おいしそうに)召し上がる。おっしゃる。


・謙譲語
話し手が、聞き手や話題の中の人に対して、敬意を表すために、自分または自分の側に立つと思われるものや動作をへりくだって言い表す。
 例:(おいしく)いただきました。申し上げる。


・丁寧語
話し手から聞き手への敬意を表す。言葉づかいをていねいにする時に使う。
 例:(おいしく)食べました。話します。




【韓国語】

日本と同じ
 →尊敬語・謙譲語がある。が…
  →「絶対敬語」(自分の身内や会社の上司について話す時も敬語)
  
 ・ 一方、日本のように相手に自分の身内のことを話すときは敬語を使わないものを相対敬語といいます。


♦例えば…
母に対して→お父さんがいらっしゃいました
祖父に対して→お父さんが来ました。

・日本語の敬語は内と外の概念に関して相対的であるが、韓国語の敬語は序列(血統的なものを含む)に関して相対的である




【スペイン語】(スペイン、ペルー)

  (敬語) (日常)
MADREMAMÁ
PADREPAPÁ

目上の人には 男性:セニョール
       既婚者:セニョーラ
       未婚者:セニョリータ

ドン
←敬称 ※スペインでは使うがペルーでは使わない

・丁寧語がある




【英語】

pleaseを小さい頃から使う!
I’m ×  I am
  ↑省略しないのが丁寧

☆ 敬語はない!





【ポルトガル語】(ブラジル)

ブラジルでは丁寧なお父さんお母さんの特別な言い方はないんだって!

お父さん→pai
お母さん→mãe




  

敬語のなぜなに:田中佳代、浅井孝実、吉田美奈、舟橋由加利


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