そのままのいみは 「チュー チュー」
「Choo Choo」は、きかんしゃのはしるおとを あらわしていますが、「ちゅうちゅう」だけでは なんのおはなしか わかりにくいので、(ねずみのなきごえ みたいですしね) 「いたずらきかんしゃ」がついているのですね。
作・絵: モーリス・センダック 訳: じんぐう てるお 出版社:冨山房 国:アメリカ
そのままのいみは 「よるの だいどころの なかで」
「よる」だけより「まよなか」だと、ふしぎなことが おこりそうな かんじがしませんか? えいごでは「In」という、「なかで」をいみする ことばがついています。
「かいじゅう」というと、えいごでは「monster」(モンスター)ということばもありますが、この本では「wild things」なんですね。 「やばんな」「あらっぽい」いきもの、というかんじです。
作・絵: レオ・レオニ 訳: 藤田 圭雄 出版社:至光館 国:アメリカ
「Little」は「ちいさな」「こどもの」といういみです。 男の子なのか女の子なのかはわかりません。 日本では、むかしは「あおはおとこのこのいろ」という イメージがあったので、「あおくん」にしたのかもしれ ませんね。
作・絵:エリック・カール 訳:もり ひさし 出版社:至光館 国:アメリカ
そのままのいみは 「とってもおなかがすいた あおむし」
「Very」は「とっても」「すごく」といういみです。 ほんとうにおなかがすいていることが 「はらぺこ」というとよくわかりますね。
作・絵:ピーター・スピア 訳:松川 真弓 出版社:評論社 国:アメリカ
お父さんお母さんが るすのあいだに 3にんのこどもたちがいいことを思いつきました。
「ああ、みんながよろこんでくれたらいいなあ」 たのしみなきもちがタイトルにこめられています。
作:パットハッチンス 訳:乾 侑美子 出版社:偕成社 国:アメリカ
そのままのいみは 「げんかんのベルがなった」 おやつのクッキーをたべようとすると、ベルがなって おともだちがどんどんくるというおはなし。 えいごでは、ベルをえほんのなまえにつけてますが、 にほんごでは、ベルよりも なかなかたべられない クッキーの方をえほんのなまえにつけています。 クッキーの方が、こどもはだいすきですものね。
作・絵:シェル・シルヴァスタイン 訳:ほんだ きんいちろう 出版社:篠崎書林 国:アメリカ
そのままのいみは 「あたえる木」
大好きなちびっこのために ほしがるものをあたえつづける木。 さいごはきりかぶだけになってしまうちょっとせつないおはなしです。 えいごではおはなしのないようそのままに「あたえる」となっていますが、にほんごでは「おおきな」に かえてあり、せつなさはかんじられません。
作・絵:ピーター・スピア 訳:わたなべ しげお , 増井 光子 出版社:冨山房 国:アメリカ
「gobble」は シチメンチョウのなきごえ 「growl」は 犬やライオンなどの うなりごえ 「grunt」は ブタのひくいなきごえ 「G」でそろえてあるのですね。
シチメンチョウ(七面鳥)は日本ではあまり なじみがないですが、アメリカなどでは よくたべます。
どうぶつのなきごえがいっぱいの たのしいえほんです。
作・絵:H.A.レイ 訳:光吉 夏弥 ほか 出版社:岩波書店 ほか 国:アメリカ (作者はドイツ出身)
そのままのいみは 「こうきしんのつよい ジョージ」 にほんでは すっかりおなじみの「おさるのジョージ」ですが、はじめは「ひとまねこざる」というなまえでした。 えいごのなまえではさるはついていません。 「さる」ではなく「おさる」にしたところがかわいらしいですね。
作・絵: ドン・フリーマン 訳: 松岡 享子 出版社:偕成社 国:アメリカ
いまはあまりいいませんが むかしは「Corduroy(コーデュロイ)というぬののしゅるいのことを「コールテン」とよんでいました。 えいごでは「コーデュロイ」だけですが、にほんごでは「くん」をつけてしたしみやすいなまえになっていますね。
作・絵:エズラ・ジャック・キーツ パット・シェール 訳:さくまゆみこ 出版社:徳間書店 国:アメリカ
えいごもにほんごもえほんのなまえはおなじですが、 おもしろいのはえほんのひょうしのうらです。 「ミ ペーロ セ ア ペルディート!」と スペインごでかかれています。 スペインごしかはなせないしゅじんこうの きもちがよくわかりますね。