・ヒエログリフ
ヒエログリフは、古代エジプトでつかわれていた文字です。
アルファベットや、ほかのいろいろな文字のもとになりました。

→ツタンカーメン・ケブレス:王さまのなまえ

→クレオパトラ:女王さまのなまえ


・ギリシャ文字
ヒエログリフから、最初のアルファベットともいわれる、シナイ文字やフェニキア文字がつくられました。
さらに、この2つの文字から、ギリシア文字がつくられました。
・ローマ字
前7世紀ごろ、イタリア半島でくらしていたローマ人たちがギリシア文字をもとにローマ字をつくりました。
この文字をつかったローマ帝国は大きな国だったので、ローマ字はヨーロッパ中でつかわれるようになりました。
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↓ローマ帝国の領土(青色部分)
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=ローマ字の書体=
・セリフ

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・サンセリフ
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・ブラックレター(ゴシック)
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・筆記体

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・ルーン文字
北ヨーロッパのゲルマン人はローマ字やギリシャ文字をもとにルーン文字をつくりました。
・キリル文字
東ヨーロッパでは、ギリシア文字をもとにしたグラゴール文字、キリル文字がうまれました。
・いま世界でつかわれているアルファベット

参考文献:
「世界の文字の図典 普及版」:世界の文字研究会(編):吉川弘文館
「アルファベットの事典」:ローラン・プリューゴープト:創元社
リサーチ、文、イラスト、図:小栗宏太
(チームきっず2009)
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